2017.7.9
鴨の胸肉、さくらんぼ仕立て
MAGRET DE CANARD AUX CERISES
甘酸っぱいさくらんぼのコンポートを使ったソースと一緒に♬
・材料:2人分:90分
鴨の胸肉 380~400g
粗塩 ふたつまみ
ローリエ、タイム
小玉ねぎ 5~6個
セルフィーユ 2~3茎
じゃが芋のピュレ:
新じゃが芋 3個
ローリエ 1枚
バター 10g
生クリーム 大さじ2
塩胡椒
ソース:
さくらんぼのコンポート 1瓶(130~150g)
バター 6~7g
白バルサミコ 少々
フルール・ド・セル
塩 胡椒
・作り方
1 鴨の胸肉は筋を取り、赤身肉よりはみ出た皮は形を整える程度に切り取る。
切り取った皮は肉を焼くときに使うので取っておく。皮目に細かく切り込みを入れる。
全体に粗塩をふりかけローリエ、タイムをのせる。室温に30~60分程置く。
2 小玉ねぎは皮を剥き、横半分に切って切り口を下にしてオーブン皿に並べる。
3 新じゃが芋は皮を剥き5mmの輪切りにする。
鍋に入れ、ひたひたになる位の水を注ぎ、ローリエを加えて、スッと串が刺さるまで茹でる。
茹で上がったら水気を切り、再び鍋に戻す。弱火にかけ水分を飛ばす。
熱いうちに裏漉しする。バターを加えて木べらなどでよく混ぜる。軽く温めた生クリームを注ぎ、
滑らかなピュレになるように混ぜる。
(じゃが芋の水分によって、生クリームの量は調節してください♪)
耐熱皿にピュレを入れる。
4 鴨の胸肉を焼く。
鴨の胸肉の粗塩をキレイに拭き取る。厚手のフライパンを熱して、皮目を下にして入れる。
1の切り取った皮も一緒に入れる。(切り取った皮は脂が出きったら取り出す。)
弱火で鴨の脂をまわしかけながら、20~25分じっくり焼く。
裏返して身は4~5分焼く。中はロゼの状態に焼き上げる。
2~3枚重ねたアルミホイルで肉をしっかり包み込み20~30分休ませる。
5 その間に小玉ねぎのローストをつくる。
4のフライパンの鴨の煮脂を濾す。大さじ1~2程小玉ねぎにまわしかけて塩をふり
180℃のオーブンで20分じっくり焼く。
6 ソースを作る。
別のフライパンに、さくらんぼのコンポートを入れ、とろみが出るまで煮詰める。
休ませている鴨肉から出た肉汁も加えてさらに煮詰める。
冷たいバターを加え、軽く火を入れ、塩、胡椒で味を調える。
最後に白バルサミコを加えてサッと混ぜる。
7 温めた皿にローストした小玉ねぎ、5~6mmの厚さに切った鴨肉を盛りつける。
さくらんぼのソースをまわしかけ、鴨の皮のコンフィを細かく刻んでソースに散りばめる。
仕上げにフルール・ド・セルと胡椒を軽くかけ、セルフィーユを飾る。
別皿で新じゃが芋のピュレを添える。
*
旬のさくらんぼを使ったレシピは
『鴨の胸肉、さくらんぼ添え/MAGRET DE CANARD AUX CERISES』
のアレンジヴァージョン♪
今回はさくらんぼのコンポートを使ってつくっています。
どちらもおすすめなので、ぜひお試しくださいませ♬