2015.5.19
アサリと新タケノコのキッシュ
QUICHE AUX PALOURDES,POUSSE DE BAMBOU
旬のアサリの旨味、新タケノコの香り、味、食感が
ギュッと詰まった『アサリと新タケノコのキッシュ』♬
・材料:3~4人分/22㎝ タルト型 時間:120分(+2~3h)
アサリ(大粒)300~350g
新タケノコ(小) 1本
米ぬか
セルフィーユ 3~4茎
白ワイン 100ml
ニンニク 1/2片
グリュイエール 70g
ゴルゴンゾーラ・ドルチェ 10~15g
生地:
薄力粉 100g
強力粉 60g
バター(無塩) 60g
塩 ひとつまみ
ミネラルウォーター 大さじ5~7
アパレイユ(卵液):
卵 2個
生クリーム 150~160ml
塩 ふたつまみ
胡椒
ナツメグ
パプリカパウダー
・作り方
1 生地を作る。大きめなボウルに粉をふるう。
塩、1cm角に切った冷たいバターを加え、指先を使ってこすり合わせるように混ぜる。
細粒状になったら水を加え、指先を立て素早く、かくように混ぜる。
(水分量は粉の状態に合わせて加減してください♪)
大きな粒状になってきたら、手のひらで押しながらまとめ、3~4回折り込むようにして丸める。
ラップに包み30~60分冷蔵庫で寝かす。
2 生地をを伸ばして、成形する。
まず型にバターを塗る。強力粉を軽くはたいた台の上に1のタルト生地を置き、
型の大きさに合わせて3mmの厚さに伸ばす。型に入れる。生地の端が余るようであればナイフで切り取る。
(余った生地はラップに包んで冷蔵で2日、冷凍なら1週間、保存できます。)
生地の底、全体にフォークを使って穴を開ける。
冷蔵庫で15~20分冷やす。オーブンを220℃に温める。
3 生地を空焼きする。
生地の上にクッキングシートを敷き、重石をのせて温めたオーブンに入れて15~20分焼く。
クッキングシート、重石を外し粗熱をしっかり取る。
4 具の準備をする。
新タケノコは根元の部分は少し切り落とし、汚れを除く。
縦に切り込みを入れて皮を剥く。皮を2~3枚残し、大きめの鍋に入れ水を注ぐ。
米ぬかを加え、落し蓋をする。弱火で40~60分串がスッと刺さるくらい程よい固さに茹でる。
茹でた新タケノコはボウルに移し、たっぷり水を注ぐ。
何度か水を取り替えながら2~3時間から一晩、水に浸しアクを取る。
新タケノコの穂先はくし切り、根は薄切りにして、姫皮は刻む。
5 アサリは塩水に浸す。しっかり砂抜きをする。よく洗って汚れを取る。
片手鍋に白ワイン、ハーブの茎、エシャロット、ニンニクを入れ火にかける。
沸騰したところに、アサリを加える。蓋をして蒸す。貝が開いたらアサリを器に取り出す。
殻から身を取り出す。鍋に残ったアサリから出たジュ(汁)は、煮詰めて濾す。
6 オーブンを210~220℃に温める。
7 アパレイユ(卵液)を作る。
ボウルに卵を割り入れ、よくかき混ぜ、生クリーム、煮詰めたアサリのジュ(汁)大さじ1、
塩ふたつまみ、パプリカパウダーを加える。胡椒を挽き、ナツメグを削り、しっかり混ぜる。
8 3の空焼きした生地が完全に冷めたら、4の新タケノコ、5のアサリの身をバランスよく入れる。
ゴルゴンゾーラ・ドルチェを散りばめ、7のアパレイユを注ぎ入れる。
おろしたグリュイエールをたっぷりかける。
温めたオーブンで20~30分、表面にきれいな焼く色がつくまで焼く。
*
ジューシーなアサリとシャキシャキの新タケノコのキッシュには
キリリとフルーティーな白ワインが合います。
つくった日、翌日ともそれぞれの味わいが楽しめます。
少し粗熱が取れた頃がおすすめ♪
余ったアサリのジュ(汁)はヴェルーテや魚のソース、
お米を炊く時などに加えて使うと美味しさがグーンとUPします。
皮付きの新タケノコを茹でるのは多少の手間がかかりますが、
格別な美味しさが楽しめます。
香り豊かな新タケノコが出廻る季節にぜひ、一度お試しください♪