2015.3.29
鴨の胸肉,蕾菜,新じゃが,伊予柑添え
MAGRET DE CANARD POELE,
TUBOMINA,POMMES DE TERRE,A L’ORANGE
春の香りと味わいが楽しめるひと皿♪
蕾菜、新じゃが、伊予柑のローストを添えて
・材料:2人分:90分
鴨の胸肉 360~380g
粗塩 ふたつまみ
ローリエ 1枚
タイム 2~3茎
蕾菜 8個
新じゃが 6~7個
伊予柑 1/2~1個
鴨脂 大さじ1~2
グラン・マルニエ 大さじ1~2
生クリーム 大さじ1.5~2
バター 5~7g
フルール・ド・セル
塩 胡椒
・作り方
1 鴨の胸肉は筋を取り、赤身肉よりはみ出た皮は形を整える程度に切り取る。
切り取った皮は肉を焼くときに使うので取っておく。
全体に粗塩をふりかけローリエ、タイムをのせる。室温に30分程、置く。
2 付け合わせの準備。
新じゃがは皮を剥いて半分に切る。水に10~15分浸しザルに上げてよく水気を切る。
3 伊予柑は皮を剥き、ペティナイフを使って形を崩さないように房から果肉を取り出す。
4~6房分は付け合わせに使う。残りは絞る。絞った果汁(大さじ3~4程)をソースに使う。
蕾菜はサッと洗う。
4 鴨の胸肉を焼く。
鴨の胸肉の粗塩をキレイに拭き取る。厚手のフライパンを熱して、皮目を下にして入れる。
切り取った皮(脂)も加える。弱火で鴨の脂をまわしかけながら、肉の向きを変えなが
20~25分じっくり焼く。
裏返して身は4~5分焼く。中はロゼの状態に焼き上げる。
皮(脂)はこんがりカリカリになた時点で取り出す。
(刻んでサラダなどに使うと美味しいです。)
2~3枚重ねたアルミホイルで肉をしっかり包み込み30~60分休ませる。
5 その間に付け合せを仕上げる。
オーブン皿に1の鴨脂大さじ2、新じゃがを入れて210~220℃のオーブンで20~25分焼く。
じゃが芋が焼けてきたら、伊予柑、蕾菜を加える。フルール・ド・セルをかけ4~5分焼く。
6 鴨肉を焼いたフライパンの脂を濾す(濾した脂は保存)。汚れを除く。
4の休ませている肉から出た肉汁、伊予柑の果汁、グラン・マルニエを加えて火にかける。
旨味をこそぎ煮詰める。生クリームを加えよく混ぜる。
冷たいバターを加えしっかり混ぜる。塩、胡椒で味を調える。
7 平皿に6のソースをひく。その上に鴨肉を切って、盛りつける。
蕾菜、新じゃが、伊予柑のロティを添える。付け合わせにオリーブオイルをまわしかける。
仕上げにフルール・ド・セルをかけ、胡椒を挽く。
*
鴨肉と相性が良いオレンジ。今回は伊予柑と蕾菜、新じゃがと組み合わせました。
以前にご紹介した『鴨の胸肉、オレンジ仕立て/
MAGRET DE CANARD A L’ORANGE』なども参考にしてみてください♪
フライパンに残った鴨の脂は粗熱を取りきれいに漉して
密閉容器に移して保存すれば、再度使えます。
野菜やお肉を焼いたり、炒めたりする時に少し加えると風味が増して美味しいです。