2014.8.26
仔鴨のコンフィ、ポム アンナ添え
CONFIT DE CANETTE,POMMES ANNA
定番!『コンフィ・ド・キャネット/仔鴨のコンフィ』に
じっくりオーブンで焼き上げた『ポム アンナ』を添えて
夏らしくローズマリーの香りと一緒に♪
・材料:2人分:90分(+2H~半日)
仔鴨のもも肉 2本
粗塩 ふたつまみ強
ローリエ 1枚
ローズマリー 2~3茎
鴨脂 350〜500g(鍋の大きさによります)
メークイン 4〜5個
グリュイエール 20〜30g
発酵バター 15g
生クリーム 大さじ2
フルール・ド・セル
塩胡椒
・作り方
1 下準備。仔鴨のもも肉の全体に粗塩をふりかける。
皿に置きローリエ1枚、ローズマリー2茎をのせてラップをかけ冷蔵庫で2時間~半日おく。
2 鴨脂を大きめのフライパンもしくは鍋に入れ弱火で溶かす。
3 仔鴨のもも肉の粗塩を取り除き、水分をしっかり拭き取る。
焼きむらがつかないよう、室温に戻しておく。
4 仔鴨を皮目を下にして溶かした鴨脂の中に入れる。
蓋をして弱火で45〜50分煮る。途中で、肉を裏返す。
5 付け合わせのポム アンナ(じゃが芋 アンナ)をつくる。
メークインは皮を剥き、2mmの輪切りにする。軽く水気を抑える。
ココット2個を用意して、内側にバターをたっぷり塗る。
それぞれのココットにじゃが芋を数枚、らせん状に重ねる。
2~3回繰り返して重ね、フルール・ド・セルを少しふり、バターをひとかけ散らす。
おろしたフロマージュをたっぷりかける。
ココットの縁ギリギリまでこの作業を繰り返す。最後に生クリームを注ぎ、ナツメグを削る。
アルミホイルで蓋をしっかりする。200℃のオーブンで40~50分焼く。
6 仔鴨をオーブン皿に移して鴨肉の煮脂を少しかけ、180〜200℃のオーブンで15〜20分焼く。
途中で脂を皮にまわしかけ、皮をこんがりパリっと焼き上げる。
7 温めた平皿に仔鴨のコンフィを盛りつける。
ココットの縁にナイフを滑らせ、型を裏返してポム アンナを取り出す。仔鴨のコンフィの脇におく。
仕上げにローズマリーを添え、フルール・ド・セルとをふりかける。
*
仔鴨は身が小さいですが、骨も細いので意外と食べ応えがあります。
鴨に比べると肉質もやわらかく、より繊細な味わいなのが特徴。
『POMMES ANNA/ポム アンナ』または『POMMES DE TERRE ANNA/ポム・ド・テール アンナ』は
丸く薄切りにしたじゃが芋をらせん状に重ねながら型に入れ、フレッシュバターを加えてオーブンで焼いたもの。
アンナという女性のために考案された、フランスの伝統的なじゃが芋料理のひとつです。
フランスではレストランやビストロ、家庭で定番の付け合わせ。
この幾層にも重なったじゃが芋のオーブン焼き『ポム アンナ』は
鴨との相性が抜群なので、ぜひ一度、お試しください♪
仔鴨のコンフィは前回ご紹介したと作り方は同じです。