2013.1.28
鴨の胸肉、洋梨の赤ワイン煮添え
MAGRET DE CANARD,POIRES AU VIN ROUGE
王道の組み合わせ、スパイスが香る洋梨の赤ワイン煮を添えて。
・材料:2人分:90分
鴨の胸肉 350〜400g
粗塩 ひとつまみ
ローリエ 1枚
タイム 2〜3茎
洋梨(小ぶりなもの) 1個
赤ワイン 100ml
グラニュー糖 小さじ1/2
シナモン 1/2本
クローブ 1本
アニス 1個
レモン 一切れ
白トリュフのハチミツ(またはハチミツ) 小さじ1/2
フルール・ド・セル
塩 胡椒
・作り方
1 鴨の胸肉は筋を取り、赤身肉よりはみ出た皮は形を整える程度に切り取る。
切り取った皮は肉を焼くときに使うので取っておく。皮目に細かく切り込みを入れる。
全体に粗塩をふりかけローリエ、タイムをのせる。室温に30分程、置く。
2 洋梨の赤ワイン煮をつくる。
洋梨は皮を剥く。柄を残して4等分に切る。種は取らずにつけておく。
鍋に赤ワインを注ぎ火にかけアルコールを飛ばす。グラニュー糖、シナモン、クローブ、アニス、レモンを加える。
香りが出てきたら洋梨を加える。赤ワインをまわしかけながら弱火で15分程、煮る。途中で裏返す。
洋梨は鍋の中で粗熱を取り、 別の器に移す。赤ワインはソースに使うので取っておく。
3 鴨の胸肉を焼く。
鴨の胸肉の粗塩をキレイに拭き取る。厚手のフライパンを熱して、皮目を下にして入れる。
1の切り取った皮も一緒に入れる。(切り取った皮の脂が出きったら、焦げるので取り出す。)
弱火で鴨の脂をまわしかけながら、20〜25分じっくり焼く。
裏返して身は4〜5分焼く。中はロゼの状態に焼き上げる。
2〜3枚重ねたアルミホイルで肉をしっかり包み込み20〜30分休ませる。
4 アルミに包んだ鴨肉から出た肉汁を2に加えて、煮詰める。塩胡椒で味を調える。
5 鴨肉を5〜6mmの厚さに切り、大きめの皿に盛りつける。洋梨の赤ワイン煮を添えて
ソースをまわしかける。白トリュフのハチミツ、フルール・ド・セル、胡椒をかけてできあがり!
*
毎回、MIETCHI定番の 鴨の胸肉/マグレ・ド・キャナールのポワレには
パリッとこんがり仕上げたじゃが芋のソテーを添えていますが、
今回はじゃが芋なしです。美味しい赤ワインを飲みながら、鴨を堪能したい時におすすめの一皿です。
鴨肉のポワレが余ったら、フルール・ド・セルとオリーブオイルを
少しかけておくと冷蔵庫で1~2日保存ができます。サラダなどに加えると美味しいです。
フライパンに残った鴨の煮脂は粗熱を取って、きれいに漉してから密閉容器に入れて冷蔵庫で保存ができます。
鶏肉や野菜を焼いたり、炒めたり、ポタージュやスープをつくる時などに、少し加えると美味しいです。