2024.10.29

近江鴨♪

よく行くスーパーで近江鴨を発見♪

美味しいブルゴーニュを合わせて、食べたい。と、

秋が深まり始めた良き日につくった料理です。

合わせたワインはクラシックな味わいの『ドメーヌ・カミュ ペール・エ・フィス

ジュヴレ・シャンベルタン/Domaine Camus Pere&fils Gevrey Chambertin 2014』♪

 

 

前菜は秋らしいプティ・タルティーヌ

近江鴨のレバーとハツを使う予定が、買い物に行った日には見当たらず、

丹波の赤鶏のレバーとハツを代用。それでも近江鴨脂でコンフィにしたので、美味しく仕上がりました。

 

 

軽く焼いたパン・ド・カンパーニュにレバーとハツのコンフィ、大分産の三日月の滝しいたけのコンフィを飾り、

山形産のジューシーでパリッとしたりんごを高知産のグリーンレモン、グランマルニエでマリネ、

イタリアンパセリ、ワサビ菜を散りばめ、白トリュフオイルをまわしかけています。

 

 

メインは近江鴨のコンフィ♪北海道産のイエローにんじんのコンフィ添え。

(鴨の皮にローリエの葉がくっ付いて取れず、そのままの状態。)

久々に鴨のコンフィを作りましたが、改めて鴨好きなのを実感。

 

フランス産の鴨に比べると、脂はあっさりしていて、肉質も繊細なように感じました。

肉の処理もちゃんとしてあるので毛抜きで皮に残っている毛を抜いたりする作業、

下準備の時間がかからないのもうれしい♪

鴨脂も濾して保存したので、肉を焼いたり、じゃがいもをロティするときに再利用しようと思います。

 

付け合わせは近江鴨ひき肉のアッシ・パルマンティエ。緑のサラダ。

これは鴨の旨味が全てじゃがいものピュレに染み込み、美味しいを超えました。

昔はよく鴨を食べたけど、最近はあまり食べてなかったね、などと会話をしながら近江鴨を堪能。

寒くなるこれからの季節にぴったりな鴨料理。この冬は日本の鴨をいろいろ楽しめそうです。

 

 

デセールは『UN PETIT PAPILLON/アン・プティ・パピヨン』

色と味、香りを楽しめる『Châtaigne écru』。

 

 

そしてモンブラン『BEIGE』。

どちらも栗を上品に使った繊細な作品。

それぞれ違う表現の美味しさを楽しめました♪

 

 

秋の夜長、ゆっくり美味しいものをいただき、感謝です。