2021.12.13
鴨胸肉と洋梨のポワレのそば粉クレープ
CREPES DE BLE NOIR AUX MAGRET DE CANARD,POIRE
そば粉の香り漂うブルターニュ風のガレット
鴨胸肉と洋梨のポワレ、ロックフォールの組み合わせ
・材料:3~4人分 22㎝×8~10枚 時間:90分 + 寝かし時間:1時間
ガレット生地:
そば粉 200g
卵 1個
発酵バター 10~15g
牛乳 250ml
ミネラルウォター 250~300ml
フルール・ド・セル 小さじ1
具(4枚分):
京鴨胸肉 1/2枚
洋梨(ラ・フランス) 1/2個
レモン
オード・ヴィ・ド・ポワール・ウイリアムス 大さじ2~3
バター
ロックフォール 60~80g
コンテ 20~30g
フレッシュタイム 4~6茎
ローリエ 1枚
粗塩
黒胡椒
・作り方
1 生地を作る。 大きめなボウルにそば粉を入れる。卵を割り入れ、よく混ぜる。
牛乳を少しずつ加えて、なめらかな生地になるまでしっかり混ぜる。
同じようにミネラルウォターを加え、しっかり混ぜる。
溶かしバター、フルール・ド・セルを加える。よく混ぜ、室温に1~2時間おく。
2 具の準備をする。
鴨の胸肉は筋を取り、皮目に細かく切り込みを入れる。
全体に粗塩をひとつまみふりかけローリエ、タイムをのせる。室温に30~60分程、置く。
鴨の胸肉を焼く。
鴨の胸肉の粗塩をキレイに拭き取る。厚手の鉄のフライパンを熱して、皮目を下にして入れる。
弱火で鴨の脂をまわしかけながら、15~20分じっくり焼く。裏返して身は3~5分焼く。中はロゼの状態に焼き上げる。
(焼きすぎると硬くなるので注意。)
2~3枚重ねたアルミホイルで肉をしっかり包み込み20~30分休ませる。
3 洋梨のポワレをつくる。
軸、皮をつけたまま、くし切りにする。
鴨をポワレしたフライパンの汚れを除き、バターひとかけを加えて切り口を両面焼く。
レモン汁、オード・ヴィ・ド・ポワール・ウイリアムスをふりかけ、フランベして器に取り出す。
4 ガレットを焼く。 クレープパンを熱する。バターを少し入れてよくなじませる。
火は中火にして、生地をレードルで7~8分目位の量をすくい、クレープパンに注ぐ。
素早く全体に厚さが均等になるよう広げる。縁がめくれてきたら裏返す。
両面きれいな焼き色をつける。平皿に重ねる。残りの生地も同様に焼く。
一枚目だけは油が馴染んでいないので、焼きに色が出にくいですが
2枚目からはダンテール(レース編み)が綺麗に出ます。
5 再び、クレープパンにバターを入れる。焼いたガレットを一枚入れ、両面サッと温める。
ガレットの上にコンテ、ロックフォールを順にのせる。フロマージュが溶けてきたら端を折りたたみ、四角形にする。
裏返して、両面をこんがりパリッと焼き上げる。
6 クレープパンの脇のスペースにバターと洋梨のポワレを入れて軽く焼き直す。
7 温めた皿にガレットを盛り、薄切りにした鴨胸肉のポワレと洋梨のポワレをのせる。
フレッシュタイムを飾り、フルール・ド・セルをかけ、胡椒を挽く。
*
今回のそば粉は北海道産。
軽やかなサラサラした感じで、甘味と香りが良いそば粉でした。
具材の鴨はフランス産ではなく、スーパーで京都の鴨胸肉を見つけたので作ってみました。
脂の味は甘く、肉質が柔らかくガレットにも合うのでおすすめです。
ガレットですが、シードルではなく、洋梨の発泡酒『Eric Bordolet』の
『ポワレ・オータンティック/Poiré Authenthique』♪
洋梨を添えたので、合わないはずがないですね。美味しい!!!