2017.3.31
鴨の胸肉、ポルトソース仕立て
MAGRET DE CANARD AU SAUCE AU PORTE
定番の鴨の胸肉/マグレ・ド・キャナールのポワレ、ポルトソース仕立て
空豆、プティポワ、グリーンアスパラガスのソテー添え
・材料:2人分:90分
鴨の胸肉(フランス産) 380~400g
粗塩 ふたつまみ
ローリエ 1枚
タイム 2~3茎
空豆 4~5サヤ
プティポワ 10~12サヤ
グリーンアスパラガス 3本
エディブルフラワー(パンジー) 5~6個
バター 7~8g
ソース:
ポルト酒(ルビー) 70~80ml
エシャロット 1/4個
フレッシュタイム 1茎
レモン汁 大さじ1/2
ハチミツ 小さじ1
バター 7~8g
新じゃが芋のピュレ:
新じゃが芋 4個
ローリエ 1枚
バター 10~12g
生クリーム 大さじ3~4
ナツメグ
フルール・ド・セル
塩 胡椒
・作り方
1 鴨の胸肉は筋を取り、皮目に細かく切り込みを入れる。
全体に粗塩をふりかけローリエ、タイムをのせる。室温に30分程、置く。
2 ポルトソースの準備。
ポルト、薄切りにしたエシャロット、フレッシュタイム、レモン汁を合わせておく。
3 鴨の胸肉を焼く。
鴨の胸肉の粗塩をキレイに拭き取る。厚手のフライパンを熱して、皮目を下にして入れる。
弱火で鴨の脂をまわしかけながら、20~25分じっくり焼く。
裏返して身は4~5分焼く。中はロゼの状態に焼き上げる。
2~3枚重ねたアルミホイルで肉をしっかり包み込み20~30分休ませる。
4 新じゃが芋は皮を剥き5mmの輪切りにする。
鍋に入れ、ひたひたになる位の水を注ぎ、ローリエを加えて、スッと串が刺さるまで茹でる。
茹で上がったら水気を切り、再び鍋に戻す。弱火にかけ水分を飛ばす。熱いうちに裏漉しする。
バターを加えて木べらなどでよく混ぜる。軽く温めた生クリームを注ぎ、
滑らかなピュレになるように混ぜる。
(じゃが芋の水分によって、生クリームの量は調節してください♪)
耐熱皿にピュレを入れる。
5 空豆、プティ・ポワ(グリーンピース)はサヤから豆を取り出す。
グリーンアスパラガスはよく洗って、根元の固い部分を手で折り、はかまを取る。
穂先から5cmくらい下から根元まで薄く皮を剥き、2~3等分の長さに切る。
程よい固さにサッと塩茹でする。プティ・ポワはぬるま湯に取ってから冷水に浸し、
ザルに上げる。空豆は薄皮を剥く。
6 3の鴨を焼いたフライパンの汚れを除く。
空いたフライパンに2を注ぎ入れて半量まで煮詰めて濾す。
休ませている鴨肉から出た肉汁も加えて、少しとろみがつくまで煮詰める。
仕上げにハチミツ、冷たいバターを加えてつややかになったら火を止め、
塩、胡椒で味を調える。
7 小さなフライパンに鴨脂大さじ1、5の野菜を入れてサッとソテーする。塩をふる。
8 温めた皿に7と薄く切った鴨肉のポワレを盛りつける。
6のポルトソースを肉にかける。エディブルフラワーを散りばめ
フルール・ド・セルをかけ、胡椒を挽く。
別皿で新じゃが芋のピュレを添える。
*
翌日、余った鴨肉のポワレをアレンジしています。
ポルトソースに刻んだ黒トリュフ(オリーブオイル漬け)を入れたヴァージョンもおすすめ♪
新じゃが芋のピュレとパンジーを添えてシンプルに仕上げています。