2012.10.5
秋刀魚と深雪なすのキッシュ
QUICHE AUX BALAOU DE JAPON,
AUBERGINE DE MIYUKI
オーブンでこんがり焼いた秋刀魚と深雪なすの美味しさが、
ぎっしり詰まった贅沢な味わいのキッシュ♪
・材料:3〜4人分/22㎝タルト型 時間:120分
秋刀魚(大)2尾
深雪なす 3個
エシャロット 1/2個
すだち 1個
コンテ 70〜80g
オリーブオイル 大さじ2〜3
塩 胡椒
生地:
強力粉 60g
薄力粉 100g
バター(無塩) 60g
塩 ふたつまみ
ミネラルウォーター 大さじ4〜5
アパレイユ(卵液):
卵 2個
生クリーム 180〜200ml
塩 ふたつまみ
胡椒
ナツメグ
ドライトマト 2枚
強力粉、バター 適宜
・作り方
1 生地を作る。大きめなボウルに粉をふるう。
塩、1cm角に切った冷たいバターを加え、指先を使ってこすり合わせるように混ぜる。
細粒状になったら水を加え、指先を立て素早く、かくように混ぜる。
(水分量は粉の状態に合わせて加減してください)
大きな粒状になってきたら、手のひらで押しながらまとめ、3〜4回折り込むようにして丸める。
ラップに包み30〜60分冷蔵庫で寝かす。
2 生地をを伸ばして成形する。
まず型にバターを塗る。強力粉を軽くはたいた台の上に1の生地を置き、
型の大きさに合わせて3mmの厚さに伸ばす。型に入れる。
生地の端が余るようであればナイフで切り取る。
(余った生地はラップに包んで冷蔵で2日、冷凍なら1週間、保存できます。)
生地の底、全体にフォークを使って穴を開ける。冷蔵庫で15〜20分冷やす。オーブンを220℃に温める。
3 生地を空焼きする。
生地の上にクッキングシートを敷き、重石をのせて温めたオーブンに入れて15〜20分焼く。
クッキングシート、重石を外し粗熱をしっかり取る。
4 具の準備。秋刀魚は三枚におろす。半身を3〜4等分に切る。
皿に並べ、塩胡椒をふり、冷蔵庫で冷やす。
5 深雪なすはヘタを落とし5mm幅の輪切りにする。塩水に5〜6分浸す。
ザルに上げ、水気をしっかり切る。オーブンを220℃に温める。
6 オーブンの天板にクッキングシートを敷く。
オリーブオイル大さじ2〜3を引き、水分を拭き取った深雪なすを天板にキレイに並べる。
深雪なすの切り口にオリーブオイルを馴染ませ、温めたオーブンで10〜15分こんがり焼く。
器に深雪なすを取り出し、粗熱を取る。
7 6の天板に秋刀魚を皮目を上にして並べ、オリーブオイルを軽くかけ
220℃のオーブンで5分焼く。焼き上がったら、すだちを絞りかける。粗熱を取る。
8 エシャロットは皮を剥き、薄切りにする。水分を軽く絞り、7の天板の秋刀魚の脂と絡ませておく。
9 アパレイユ(卵液)を作る。
ボウルに卵を割り入れ、よくかき混ぜ、生クリーム、塩ふたつまみを加え、
胡椒を挽き、ナツメグを削り、しっかり混ぜる。
10 3の空焼きをした生地が完全に冷めたら、底に深雪なすを敷き詰める。
その上にエシャロットを散らし、秋刀魚の皮目を上にして均等に並べ入れる。
11 アパレイユを注ぎ、おろしたコンテをたっぷりかける。
温めたオーブンで20〜30分、表面にきれいな焼く色がつくまで焼く。
*
深雪なすは新潟県産の小ぶりのなすです。
皮が薄くて身は水分が少ないので、味も食感もしっかりしています。
甘みもあって、とても美味しいです。秋刀魚との相性もぴったり♪ おすすめです。
キッシュは熱々よりも少しだけ冷めた状態で食べると、素材の味がよくわります。
作った日も翌日もそれぞれに美味しいので、ぜひ食べ比べてみてください♪