2021.4.26
MONT D’OR
ようやくモンドールを食べれました♪
2~3週間前にスーパーでセールになっていたのですがまだ高いのでもう少し待とう。
そしてきっともう少し安くなるだろう♪とこの時期に狙っていたのです。
というのも 『MONT D’OR/モンドール』の生産期間は8月15日~3月15日。
販売期間も5月の初めあたりまでだから、この頃は安くなるのです。
秋の始まりや寒い冬に食べるのも楽しいけれど、春野菜と一緒に食べるのもおすすめ♪
ちなみにモンドール とは黄金の山という意味。
ジュラ山脈一帯でつくられているフロマージュです。
ワインはヴァンジョーヌ(黄ワイン)のお祭り『ラ・ペルセ・デュ・ヴァン・ジョンヌ/La Percée du Vin Jaune』
に行った時に出会った1本、ジュラのドメーヌ アンリ メールのシャトー・シャロンとかを合わせて食べたいなぁ。
と思ったものの、今回はこちら♪
『レトワール トラディション シャルドネ 2017 ドメーヌ・フィリップ・ヴァンデル /
L’etoile tradition chardonnay 2017 Domaine philippe VANDELLE』と共に♪
ジュラらしい独特な香りをまずは楽しみます。
この秋冬もノエルの時期にカット売りのモンドールを食べたけれど
大きな木箱入りのものは格別です。やっぱり美味しい。モンドールもこの独特な香りがたまらない♪
モミの木の樹皮で巻かれ、エピセアの棚の上で熟成されるモンドール、
コンテと同じくらい大好きなフロマージュのひとつです。
モンドールはまず、スプーンでひとすくいして、そのままパクっとにんまり。
お決まりの食べ方で♪(食べる2~3時間前から冷蔵庫から出して置くのを忘れずに!)
今回はスーパーで買ったのにもかかわらず、今までにパリやリヨンの老舗フロマージュリーで
購入したモンドールに勝るくらいの状態♪食べごろのモンドール。
白ワインを注いでフォンデュにしたりするのはもったいないのでそのままで堪能。
九州産の旬野菜とシャルキュトリー、バゲットなどをいろいろ用意しました。
茹でた新じゃが、グリーンアスパラガス、スナップエンドウ、プティポワ、カリフラワーなど。
それからイタリア産の生ハム、VIRONの豚のリエットに
北海道産の小ぶりのベットラーブのサラダを作って添えました。
せっかくなので、ちょっと気になった赤も合わせることにしました。
『プールサール アン・ルージュモン2018 コート・デュ・ジュラ ドメーヌ ボー・ジュネラシオン9/
Poulsard en Rougemont 2018 AOC Cotes du Jura Domaine Baud Generation 9 』
こちらには温かい皿の料理♪
ソシス・ド・モルトーが合うはずだからこれにも合うでしょうと北海道産の無添加のソーセージ2種。
それから長野産の白あわび茸、兵庫のブラウンマッシュルーム静岡産の新玉葱のローストを一緒に♪
料理とワインの最高のマリアージュ♬
淡いオレンジ色に近いプールサールも一口目から優しくして柔らかな味わいが料理を引き立ててくれました。
食べるのも飲むのも全く止まりません。
でも2本ともアルコール度数が少し高いワインなので飲み過ぎに注意が必要です。
さすがに400gもあるモンドールを全ては食べきれず、表皮の部分、トロトロの美味しい部分がまだ残っているので
またこれは別の料理をして、近いうちにご紹介できればと思います。
そして心置きなくフランスに行ける日はもう少し先になるかもしれませんが
こうして流通などが便利になったことで得られる楽しみをまずは味わうのもいいかと思います。
お手頃なモンドールを見つけたら、ぜひ一度お試しあれ♪