2024.10.11
アボカドとカニのサラダ
フランス・パリに暮らしていた頃、週末になるとみんなで集まって
好きなものを飲みながら、美味しい食事をつくって、語らう、そんな時間がたくさんありました。
誰も知り合いもいない土地で、たくさんの人たちと巡り会えて、
今の情勢では難しいことも、昔は経験ができたなぁ。と思うのです。
思い立ったら吉日。でもあるし、巡り合わせや縁もあるし、
これからも、いざという時にすぐ動けるひとでありたいです。
と前置きは長くなりましたが、友達が作ってくれた料理は私の糧になっていて
そのひとつ、衝撃的と言いますか、斬新だな♪と思ったのが『アボカドとカニのサラダ』。
カニは蒲鉾のタイプでしたが、アボカド、グレープフルーツ、コンテ、エビ、
キュウリとかも入っていたかなぁ。キューブ状に切ってボウルに入れて
マスタードヴィネガーをかけて混ぜるだけのシンプルなサラダ。
これが美味しかったのです。今ではサラダにフロマージュや果物を加えますが
当時は目から鱗のような感じ。学びがたくさんありました。
キッシュひとつとってもそうでした。またこの話はそのうち♪
アボカドとタラバガニ、佐賀のグリーンレモンの果肉、極細のアスパラガス、
フランス産の12ヶ月のコンテをヴィネグレットと合わせて、セルクルで盛り付け、
その上にタラバガニの美味しい部分、アスパラガスの穂先、フレッシュハーブをを飾り、
仕上げにレモンの皮を削り、パプリカパウダーを散りばめて完成です。
ワインはボルドーの白がぴったり♪美味しいパンも忘れずに。
20年以上昔の思い出の味を自分流にアレンジして、久しぶりに作ってみることで
また、今の自分の考えが再構築され、新しいサラダを楽しむことができたように思います。
五感の記憶、大切にしたいです♪