2024.12.1

マルモッタン美術館のモネ♪

先日、上野・国立西洋美術館で開催中の企画展『モネ 睡蓮のとき』へ行ってきました。

 

 

写真を撮れる部屋があったので、パシャリ♪

 

 

マルモッタンの思い出が蘇ります。

 

 

パリに住んでいた20年以上の昔、毎日学校の授業が終わると

パン屋さんを巡るか、週に何度か美術展に足を運ぶのが習慣でした。

 

月始めだったり、毎週日曜日、水曜日の夕方からは無料で入れる日があったり、

時には早起きして、ルーブル美術館、オランジュリー、オルセー、

近代美術館、ポンピドゥー、ロダン、ピカソ、写真美術館そしてマルモッタン美術館にも足繁く通いました。

 

いつもどこかで展示会をしているのがパリ。

モネはオランジュリーが有名ですが、閑静な住宅街にあるマルモッタン美術館は

館ならではの良さがあり、セレクションも秀逸。

細い階段をゆっくり上がって各部屋の装飾、展示を観る楽しさもあります。

 

絵画をじっくり鑑賞してから駅までの道、ちょうど同じ季節。

木々が美しい公園を散歩をしているとその時代に迷い込んでしまったような

気さえしたことを思い出します。

モネは睡蓮のイメージが強いけど、印象・日の出やルーアンの大聖堂なども印象的♪

ルーアンの大聖堂を訪れた時、モネが感じたように浸ってみたことも懐かしい。

 

たくさんの思い出があるマルモッタンのモネ。

自分自身が成長して、再び、モネの作品を観れたことをうれしく思いました。

 

 

新しくなった国立西洋美術館の常設展も合わせて鑑賞。

新しい作品にも出会えましたし、良きものはそのまま♪

しゃくやくの花園。

 

 

雪のアルジャントゥイユ。

 

 

建物も♪

 

 

3時間ほどかけて、ゆっくり鑑賞。

外へ出ると、晩秋の夜空、イチョウの葉。うつくしい。

 

 

深まる秋、芸術に触れ、自身の感性をより豊かにしていきたいものです。

絵画に限らずのことですが、その時の心情を大切にして向き合えば、

見たいものが自然に見えてくる気がしました。

いろいろ繋がっていく気がします。これからも♪