2021.11.17
秋の間に
木々が彩り始めた穏やかな秋晴れの日、ずっと行ってみたかった
DIC川村記念美術館に足を運ぶことができました。
マーク・ロスコは今までも何度か観てはいましたが、ロスコルームは異次元の世界。
今、考えているいろいろなこととリンクして、少し繋がった感じ。
ロスコのほかにもシャガールやレンブラント、トゥオンブリーなど
この空間で観ることができて、とてもうれしい。
ポストカードから記憶は蘇るけれど、何も伝わってこない。
企画展『ミニマル/コンセプチュアル』
ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960–70年代美術も同時開催しており、
先日、観に行った映画、ヴィム・ヴェンダース監督の『都会のアリス』とも
繋がる部分があり、おもしろく感じました。
東京からはちょっと遠い場所ですが、
時間を忘れて、ゆったり過ごせました。
季節を感じながら茶席でいただいた抹茶と上生菓子も美味しく、
玉堂の絵にも心が落ち着き、庭園での散歩、食事も自家製パンも美味しく、
いい美術館にまた出会えました。
この日に訪れることができたのも何かのご縁かなと思えるような良き日となりました。
大袈裟ですが、タイミングってありますね。できることなら良いほうが多いと良い。
けれど、なんでもはうまくは行かないので日々の積み重ねを大切に
明日のことを考える前にこの一瞬、今を精一杯生きよう♪と思う、秋の間。
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