2012.6.17

鶏肉のバスク風
POULET BASQUAISE

赤ピーマン、トマト、ニンニク、玉ねぎをたっぷり使った

フランス南西部、バスク地方の郷土料理『鶏肉のバスク風、煮込み』

味の決め手はスパイシーでマイルドな辛味がある香辛料、

『エスプレット産の赤唐辛子/ピモン・デスプレット』♫

元気が出るひと皿です。

 

・材料:2人分:90分

 

鶏もも肉 350~400g

玉ねぎ(中)1/2個

赤ピーマンまたはパプリカ 200g

トマト缶 1缶

プチトマト 8~10個

生ハム 30~40g

ニンニク 2片

ブーケガルニ 一束

パプリカパウダー ひとつまみ

ピモン・デスプレット ひとつまみ

赤唐辛子 1/2本

 

白ワイン 大さじ3~4

オリーブオイル 大さじ4~5

塩 胡椒

 

 

・作り方

 

1 鶏もも肉は4~5cmの大きさに切る。塩胡椒をしっかりする。

ココット鍋にオリーブオイル大さじ1~2、皮を剥きつぶしたニンニクを入れる。

鶏肉を皮目を下にして加え、全体にキレイな焼き色がつくまでじっくり焼く。

 

 

2 その間、玉ねぎは皮を剥き薄切り、赤ピーマンは1~2cmの角切りにする。

プチトマト半量は半分に切っておく。生ハムは2~3cmの大きさに切る。

 

3 1の鶏肉がキレイに焼けたら、一度、全て器に取り出す。

 

4 ココット鍋にオリーブオイル大さじ1、玉ねぎを加え、鍋底についた旨味をこそぎながらソテーする。

少し色づいてきたら、赤ピーマンを加えて5~6分炒める。

白ワインを注ぎ、アルコールを飛ばしながら炒める。トマトを加え塩胡椒をして5~6分煮込む。

 

5 4に鶏肉、ニンニクを戻し入れ、パプリカ、ピモン・デスプレット、赤唐辛子、

ブーケガルニを加え、蓋をして弱火で30分煮込む。

 

6 オーブンを210℃に温める。

 

7 5に生ハムとプチトマトを加え、プチトマトの表面に軽く塩をして、

オリーブオイルを少しまわしかけ、鍋の蓋は外してオーブンで5~7分焼く。

鶏肉の表面が少しパリッとして、プチトマトも軽くローストされるくらいに仕上げる。

 

8 温めた皿に鶏肉を盛りつけ、ソースをたっぷりかける。

仕上げにピモン・デスプレットをふりかけ、お好みで胡椒を挽く。

 

 

フランス南西部、バスク地方のスパイシーでマイルドな辛味がある香辛料

『エスプレット産の赤唐辛子/ピモン・デスプレット』

 

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香りも優しく、辛さは少なく、深みがあり、美味しい♪

 

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ピモン・デスプレットが手に入らなければ、代わりにカイエンヌペッパーを使ってもOK!

赤唐辛子はフランスの『PIMENT ROUGE /ピモン ルージュ』と呼ばれている、

辛味の少ない、小粒の赤唐辛子を使うのがおすすめですが、日本のもので代用しても構いません。

品種によっても辛味の強さは多少違うので、調節して使ってみてください♪

 

 

それから鶏肉は骨付きでつくっても美味しいです。

トマトもフレッシュトマトを使うとコクは少なくなりますが爽やかな味に仕上がります。

 

それではいろいろ応用しながら、ぜひつくってみてください♪